コース

コース図・標高図

関門時間

エキスパート
第2エイド(約21km)11:00
第3エイド(約33.5km)14:00
第4エイド(約42.5km)16:00

チャレンジ
第4エイド(約7.5km)11:30

※規定の時間内に関門を通過できなかった者及び最終制限時間内にゴールできなかった場合失格となります。
※関門の制限時間は関門を出発する時間となりますのでご注意下さい。

エキスパート(55km)ガイダンス

三浦綾子著「泥流地帯」三浦綾子氏の著作が最近注目されているので、ご存知の方もいると思います。1926年5月24日の十勝岳噴火とそれに伴う泥流により、多大な被害と多くの人命が失われました。

小説の舞台は上富良野町と美瑛町です。苦闘の様子を描き、人生の報いと意味とは何かを問う長編小説です。積極的に?!苦闘へと向かうトレイルランと重なる部分があるかもしれません。今回のトレイルコースはそんな泥流地帯を逆にたどるコース設定です。

スタート地点はラベンダーの町上富良野町の北西に位置し、十勝岳連峰と芦別岳が一望できる、広大な「日の出公園」です。スタートと共にいきなり急な坂を展望台へむかって登ることになります。これから迎える長い一日のためにゆっくりと歩いて登るほうが賢明です。展望台の横を通り抜けて耕作地の脇の作業道へと進みます。丘陵地帯の曲がりくねった道を進むと沿道の木立の向こうに広々とした農場が続き、カーブを曲がるたびに景色が変わり、十勝岳連峰を望む絶景が見え隠れして、十勝岳が徐々に近づいてきます。

やがて小立の隙間に十勝岳から流れ落ちる沢をせき止めるように赤色の不思議な構造物が見えます。大量の泥流を全てせき止めることができない場合でも、少しでも流れる速度を遅くするために作られた砂防ダムです。その大きさに誰もが驚くと思います。

さらに進み沢に降りた後は沢沿いの作業道を進みます。幅の広い泥流の通り道で大きな植物が育つことがなく天気のいい日は前方から降り注ぐ直射日光が眩しいかもしれません。見上げると十勝岳の噴煙が空に立ち上がる姿が眺められます。堰堤を右に回り超え沢の中を進みます。直前に雨が降ると水の中を進むことになります。沢を離れると若干の舗装を通り望岳台に至ります。

そこからさらに標高をあげ十勝岳避難小屋まで行き、折返しとなります。避難小屋からは今までたどってきた道が雄大な風景の中に一望できます。

再び望岳台に戻り白銀荘に向かいますが、この区間は国立公園の自然を保護するために歩行区間とします。登山道から脇にそれないように注意しながら、色とりどりな高山植物を見つけてみてください。一旦競争を中止し余裕を持ち周囲の大自然を楽しんでください。途中、登山道の真ん中に「九条武子歌碑」に出会います。碑には「たまゆらに けむりおさめてしずかなる 山にかへれば美るにしたしも」と書かれています。

白銀荘からはそれほど傾斜は急ではないのですが十勝岳連峰から延びるいくつかの沢を横切るので大小のアップダウンを繰り返しながら標高を下げて行きます。

55kmの長い旅を思い返しながらゴールまで進みましょう!

※コースおよび関門時間は許認可や天候により一部が変更になる可能性があることをご了承ください。